満20歳になると法律的にも精神的にも成人となり、社会的義務や責任を持つことになります。そのけじめが成人式で、昭和23年に「成人の日」という国民の祝日として1月15日に定められ、平成12年には1月第2月曜に変更されました。中国の「加冠の儀」、日本では「元服式」が由来とされています。男子は15歳になると髪型や服装を大人に改め、冠を初めてかぶる「元服」、女子は13歳になると長くしていた髪を初めて結い上げ、暫を飾る「髪上」を行い、一人前の大人として社会にも承認され、自分自身も自覚するという儀式でした。武家社会では冠の代わりに烏帽子を付けて祝い、童名から正式な名前を付ける習慣があり、烏帽子を付けてくれた人から一文字もらうことが一般的でした。庶民は前髪を剃り落とす「前髪落としの祝」、女性はお歯黒をする「鉄漿付け祝」、男子は禅をしめ、女子は腹巻を付ける「兵児帯祝」があります。成人祝いには、大人が持つにふさわしい上質の品物が選ばれます。男性であれば、ワイシャツ、ネクタイ、時計。女性はスカーフ、アクセサリー、バッグ、ワインなどです。お返しは必要ありませんが、成人した本人が礼状を出すか、大切な人であれば挨拶に伺うのが礼儀です。
親戚や故人の知人などに知らせたあとは、自分の勤め先に連絡しなければいけません。また、自分の親友ぐらいには知らせておいたほうがいいでしょう。兄弟姉妹の不幸のときも、基本的に以上の手順で死亡の通知をします。しかし、兄弟姉妹がすでに結婚していて別所帯を持っている場合は、一人で先走りしないで、その配偶者と相談する必要があります。先走りしてあっちこっちに連絡すると、兄弟姉妹が昔つき合っていた恋人が通夜の席に顔を出した、なんてことになりかねません。祖父母の不幸のときは、一応は自分の両親にまかせたほうが無難です。同居している場合は、自分も喪家側の人間になるので、勤務先の上司に一報を。また、祖父母が別居している場合、弔問する立場になりますが、休暇を取らなければいけないときにはやはり勤務先に連絡しなければいけません。
お客様を取り次いだものの、担当者が会議などですぐに対応できない場合は、その旨を告げます。そして「申し訳ございませんが、今しばらくお待ちいただきたいとのことです」と応接室に案内します。会議が長引いているときは、「あと○分で終わる予定です」と伝えてフォローしましょう。アポイントがない来客への応対、面会相手が決まっていない飛び込みセールスなどの場合は、用件を確認し、該当部署に連絡します。「飛び込みセールスは断る」という会社の指示があれば、「申し訳ございませんが、こうしたご用件はお断りするよう申しつかっておりますので」と丁重に断りましょう。また、担当者が外出中であること、帰社時間を伝えます。さらに「よろしければ代わりにご用件を承りますが、いかがいたしましょうか」とたずねます。あるいは会議中であるときは、会議中であることと、会議の終了時間を告げ、「○○(担当者)と同じ部署の△△でしたら在席しておりますが、いかがいたしましょう?」とたずね、緊急の用件なら担当者に連絡して指示を仰ぎます。